2024年3月1日発売、サークル「空上」制作の「危ぶまれる変化 past story」の最新ダウンロード情報です。
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作品の内容
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作品の説明
・あらすじ
前作で直人の願望により、下山と関係を持ってしまった楓。
心の危険を感じ、下山から完全に離れることを決意する。
しかしその快楽を忘れられず村まで来た下山。
忘れようと蓋をしていた楓の心が動き出す・・・。
そして・・・。
・概要
〇『危ぶまれる変化 楓編』をプレイしていないと、分からないキャラがいます。
〇現代風NTRRPG(ADVに近い形になっております)
〇喘ぎ声のみボイス収録。
〇終始、主人公視点になります。
〇ヒロイン視点はありません。
※NTR耐性のない方はプレイを遠慮してください。
コメント
シリーズ完結!
ああ、なるべくしてこういう結末になったのか。。
じっくりとねっとりと周到に事態が進んでいくのがとても胸が苦しくなる。
星を減らしたのは、初見で抜きどころを狙っていたら終盤になってしまったため。
シリーズの最後
なぜ間男と結婚したのか理由がわかる内容。
影絵などあって工夫も素晴らしい。
ただ最後が少し急だった気がした。
傑作であることは間違いないが、後付け感も否めない作品
結論からいえば、相変わらずプレイヤーを焦燥させる展開がうまく、NTRの世界を存分に味わうことのできる傑作です。
しかし表題の通り、前作(楓編)の続編と見た場合、少なからず後付け感を感じざるを得ない作品でした。
もちろん後付けなんて創作物ではよくあることなので細い点はどうでもいいのですが、前々作(日常)と前作(楓編)で構築してきたヒロインのキャラ設定、延いてはストーリーと世界観全体にまで影響を及ぼしてる点は看過できません。
詳細は書けませんが、本作において、間男との結婚のお願いは、主人公に引導を渡すつもりであったヒロインからすれば、渡りに船であったことが判明します。
そうなると、前作の楓編で結婚後に主人公がヒロインに本音を問い質したシーンにおける彼女の回答、つまり「(間男と結婚を頼まれて)最初は本当に嫌だった」的な回答一つとっても本音どころか酷く空々しいセリフに聞こえてしまいます(顕在意識では嫌悪していても、間男との結婚生活を想像すると「濡れた」と白状するのがポイントだったのに)。
他にも挙げたらキリがないほどです。
つまり過去である本作から見ると、前作におけるヒロインのセリフや立ち居振る舞いが、悉く薄っぺらいものになってしまうのです。
早い話が、(完堕ちではないにせよ)既に心身ともに間男に堕ちてることをヒロイン本人が自認しているのであれば、前作で少なくとも表面的には健気に間男に抵抗していた(でも女の部分は男に屈し始めているというアンビヴァレントな)結婚生活の前半部分は一体なんだったの?という印象をもってしまいました。
結果として、やむを得ないこととはいえ、本作品にインパクトを持たせるために、その返す刀で、前作に内在する破壊力を弱めてしまったと思います。
とはいえ、前作がプレイヤーに「見せない」ことで妄想させ、ラストで爆発させる作品であるのに対して、本作は全て見せることで壮大な「ネタバレ」を、つまり【そもそもからして手遅れでした!】という身も蓋もない事実を突きつける作品と捉えるのであれば、そして「細けーことはいーんだよ!」と言うノリで見れば、ある種爽快でさえあります。
色々申し上げましたが、NTRに特化したサークルは星の数ほどあれど、この世界の業の深さ知悉している数少ない貴重なサークルだと思うので、これからも期待しています。