2024年1月16日発売、サークル「憑依(はい)る抜け道」制作の「乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私はバッドエンドになりたくないのでシスターに転職したのに、男に憑依されてしまいましたわ!」の最新ダウンロード情報です。
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作品の内容
作品の説明
乙女ゲーマーである里中ゆかりは気づいたら大好きなゲーム『転生―異世界学園絵巻―』の悪役令嬢「エーリカ・フォン・アンデルベルト」に転生していた!
しかも、全てのルートでエーリカは主人公と必ず敵対し、「魔王となってラスボスとして討伐されてしまう」運命をたどってしまう。
このままだと自分の命が危ない!と言う事で学園を中退してシスターとして生活する事に!
恵まれた生まれを捨てて聖女になった元悪役令嬢、このまま全て上手く行くと思いきや男に身体を憑依されてしまい…?
異世界転生悪役令嬢×王道憑依!
「地縛霊の同級生に乗っ取られたアタシ」シリーズで作画を担当していただいた、倉塚りこさんタッグでの最新作!
是非ともお楽しみください!
作画:倉塚りこ先生
本編フルカラー33P
コメント
AVを見ている気分になった
こう、ドラマ仕立てのAVで、最初は企画に沿った衣装・演技・舞台・シナリオでやっているけど、最後はそれをかなぐり捨てて、全裸になってベッドで「ひたすらSEX」で〆るタイプあるじゃないですか。
あれを見ている気分になりました。
こういうと悪く言ってるみたいですが、そういうわけではなく、純粋にそういう傾向のある作品と言う事です。
嫌う方は嫌うでしょうし、そういうのが好きと言う方は好きでしょう。私は結構好きです。
本作を読む上で、本作の製作サークル様は「憑依」をコンセプトにしておられる、というのを踏まえておく必要があるでしょう。
「憑依」ものをメインに創作するサークルが、「今回はどんな話にしようか」と考えて、ちょっと前に流行った「悪役令嬢転生もの」を組み合わせてみよう、となったのだと思います。
なので、最初の方は悪役令嬢に異世界転生したヒロインが破滅を避けるために原作知識を駆使して暗躍するみたいな展開があるのですが、「なんか憑依されて人生を破壊される(という名目でひたすら気持ちよくなる、ポルノ的には理想の)結末」が身上ですから、なんかパッと出の悪役に憑依されて、意図せぬ方向に進んでいきます。
そこで「完全に体を乗っ取られてめでたしめでたし」なら物語としては収まりが良いのでしょうが、サークル様の持ち味としては「その後の惨状」まで描いてこそ、なのでしょう。
ヒロインは転生前の姿になって「悪役令嬢」要素をかなぐり捨て、絵面的には「味変」、物語的には「余すところなく毀損」され、登場人物も全員汚染されて、原作も「余すところなく毀損」されてめでたしめでたし。
物語としてはごちゃついてしまいますが、私としてはこちらのサークル様に期待する展開で大満足です。
一点、憑依してくる男のキャラクターの背景等が描かれていたら、(逆恨みかもしれんけど)「にっくきヒロインを徹底的に穢してやりたい」みたいな復讐で一本筋が通って、ごちゃつき感は抑えられたのかも?
一粒で色々楽しめる異世界転生×憑依モノ
序盤は悪役令嬢に転生した女の子を繰り返し乗っ取り肉体を染め、完全に掌握します。その後、変身魔法を使って妹的な女の子とコスチュームや立場を変えながら弄ぶ描写が最高です!
ゲーム世界の中ということもあり、歪められるステータスや改変チートで好き勝手し尽くすシーンも設定が活かされていて良きでした。
ちょっと詰め込み過ぎなのが惜しい
中盤までの憑依して好き勝手するシーンやかわいいけどしっかりエッチな絵柄は良かったです。
乙女ゲーに転生した主人公が憑依されるという捻った設定を活かそうとしてるのは分かりますが、転生前の姿になったうえ別人の姿と人格を上書きし始める展開が唐突感が強く後半に行くにつれ展開や性癖があっちこっち行ってる印象が強いです。
乙女ゲーの設定を冒頭に解説として文字で触れているので前半の「今まで色々あった」で処理してる部分が入ってきにくいのもあって、「現代から転生した設定のゲームキャラ」が日本名なのが混乱してしまいました。
詰め込みすぎで、しかも駆け足というよりあれがこれがと欲張りすぎたという印象の作品でした
えっ!?それそこで使うの!?
最近流行りの悪役令嬢転生もの×憑依、そもそも転生してるのにさらに憑依されるとか要素が渋滞してて活かし切れるのかな?と思いつつ読んでみたらびっくり、まさか転生前まで余すこと使ってくるとは流石にびっくりしました。
最初に書いてあった設定のところもそんな入れ方するんだってなりました、無駄がないです。SDGsですよ。
ゲーム仕立てにどんどんエロステータスが上がっていくところもテンポ良くて気持ちよく読めました、斬新な発想でとても良かったと思います。