2024年2月26日発売、サークル「屁理屈流通センター」制作の「百合里ぐらし」の最新ダウンロード情報です。
作品の内容
作品の説明
【女だけの里山ライフシミュレーション】
記憶を失ったまま異世界へ飛ばされた少女、マドイ。
そこは7人の女性だけが暮らす「里」と呼ばれる場所だった……
現代文明の失われた世界で、採取/採掘/栽培/狩猟、そしてクラフトを行い
他の住民たちからの好感度を上げながら、里山暮らしをエンジョイしよう!
イベントCG:97枚
(基本CG:67枚)
※ご購入の際は、事前に体験版にて動作確認をお願いいたします。
コメント
女だけの里でスローライフ
女性のみが存在する農村風の異世界で、のんびりスローライフするゲーム。
主人公は、とあるきっかけで異世界に飛ばされる、いわゆる転生型の異世界転生ストーリー。とはいえ、やることはNP〇姦でも勇者になって魔王を倒すことでもない。閉ざされた集落で、住民と交流することが主な使命。この領域がなぜ存在するのか、どういう意図があるのかなどは一切謎。
住民は女性のみなので、恋愛的な行為も、必然的に女性同士のレズセ〇クスのみになる。同性愛的な行為に嫌悪感を感じるようなら、残念ながら不向きな作品。
ゲーム中に時間経過と日数カウントがあるが、特に時間経過でペナルティが発生するようなことはない。むしろ植物の成長など、日数経過が必要な要素もある。集落内の採集品(木や薬草など)も時間経過とともに再生するので、気にせず進めてほしい。
残念な点がいくつかあって、まず、ストーリーが短いということ。入手可能なアイテムに対して、加工可能な物品が少ないことも問題。一定の条件をクリアした後は納品が意味をなさなくなるなど、「やり込み」という意味でも弱い。橋でつながった「森」は一切進入できず、村の一角にある重要施設「温泉」も、イベント時以外はいっさい利用できないなども残念。
全体の進行度合いから、製作者側は、もっといろいろな事を詰め込みたかったような気配がある。時間的にも、クエスト的な「タスク」も、もっと面倒くさかったり数があったりしてほしかった。つるはしの種類が金まであるのに、その半分程度の段階の「銅のつるはし」を作ったところでストーリークリアしてしまったくらいで、ボリューム不足を感じざるを得ない(なお、道具の強度が弱いほうから「石」「鉄」「銅」「銀」「金」なのは、どういう事だろう? どんどん弱くなってねぇか?)。
イラスト含め、全体としての印象はいいのだが、何分ボリューム不足が評価を引き下げている。総合評価は3程度とせざるを得ない。できれば、アップデート等で今の3~4倍の「やる事」を追加するくらいしてほしい。