2022年5月30日発売、サークル「ナゴスズ∞」制作の「少女M 総集編下巻」の最新ダウンロード情報です。
作品の内容
作品の説明
■作品紹介
夫と妻・性的暴行・調教・強●孕ませ・尊厳破壊・そしてXXXX……
ひとりの美しい女子生徒に翻弄され続け、周囲の人間、家族、生徒たちからも信頼を失いただひたすらに堕ちていく教師。
自らの尊厳を守るために狂気へと走り、やがて愛する者へ手をかけ暴走し続ける主人公。全ては10年前のあの日から始まった…。
哀しみと怒り、膨れ上がり続ける憎悪。全てが終わるその先にあるものは深い闇か、それとも愛か。
シリーズ総集編下巻。
■少女はいかにして狂気に走り愛を求めたか
10年前…一人の少女へ性的暴行を行った過去を持つ森田秀典は、そんな忌々しい記憶を無かったかの如く振る舞い、今や夢であった教師という聖職者の道を歩み、美しい妻を迎え、順風満帆な人生を送っていた。
そんな中で自らの犯した罪を知る少女が目の前に現れてから全ては一変。森田は保身に走るが尽く裏目に出てはそのたびに大切なものを失っていく。
少女はなぜ自分にこれほどの執着を見せるのか?そしてなぜこんな危険な人物へと変容してしまったのか?
その全てが明らかになった時、迎える全員の結末は……。
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全274ページ(※表紙込)
作者:鈴木和(twitter:@nagosuzu)
コメント
セルフパロディが救い
総集編の下巻から買うという人は、おそらくいないでしょう。
さて、非常に重たいストーリーの完結編です。
エピローグは色々と考えさせられますね。
新しい美影はあの傷害事件によって別の家庭に居てほしいですが、まだあの家庭にいるのでしょうね。
ハッピーエンドが好きな私としては、麻美夜との出会いで母、祖母と違う道に行くと妄想します。
さて、単話で出されていた際、 end のあとがきで「セルフパロディとかもいいよね」と書かれていましたがこの本で収録されています。
鬱とした読後感を少し、和らげてくれます。
この世界に救いを求める人は セルフパロディのif世界線 を読むために買いましょう。あ、総集編の下巻から買う人も居るか。。
壊れた人間の見本市
絵柄は綺麗で女性は可愛く、エロ描写はそれなりのボリュームがある。
人にはそれぞれ趣味嗜好があり、人によってはどハマりする作品なのかもしれない。
自業自得で苦しむクソ野郎や、選びようのない環境のせいで壊れていく子どもを、神の視点から眺めたい人とか。
ただ、私にはチコを切り落とされたいと言う願望はなく繰り返されるソレにはドン引きしたし、空から落ちてくる人や、各種のレプ描写にはちょいと吐き気を催した。
コレは単に私向けじゃなかった、というだけの話ではあるが。
最後の描写は、希望の始まりとも、絶望の繰り返しの起点とも受け取れた。
私は、勝手に希望の種を感じたので、この描写と、描きたいものを描き切ったであろう作者に敬意を表して、星5とした。